株式会社 大樹 -Daiju-

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「3年」

 

 

お久しぶりです。

大樹の村田です。

 

 

いつもは誕生日の写真を載せたり、

酉の市に行ったブログを書いたりしていますが、

今回は休息日でゆっくり考えることができるので

まじめな話をしようかと思います(笑)

 

 

来る221日でこの会社に入社して、

3年という月日が経とうとしています。

 

早いように感じますが、濃度は濃く、

同じとした毎日が流れた印象はありません。

 

この会社が社会人として初めての仕事になりますが、

仕事とは「難しい」ということを学びました。

一言におさめると聞こえが悪いですが、

人生の経験として「有難い」ことであったと思います。

 

 

建設業とは他の会社とは違います。

出入りの激しい業種です。

 

人ってこんなにもいるんだと感じるくらい

色々な人に会いました。一緒に仕事もしました。

作業員さん然り、事務員さん然り。

人の感情は未知です。

あたりまえですが、辞めていく人を見ると

都度思います。

 

事務所には事務員と「手配」という職種がいます。

番頭といったほうが伝わるのでしょうか。

 

手配という仕事はその「感情」に寄り添うのも一つの仕事のようにみえます。

何人もの作業員さんの意見に寄り添ったり、気持ちよく仕事をしてもらえるように

工面したり、いうなれば自分の感情を一先ず置いておくことをしなければ

いけない時もあるかと思います。

私には到底できないことだと思っていました。

私の性格上、言いたいことは言う。

思っているのに言葉にしないのは、逆に相手に失礼なのではないか、と思う人間です。

 

ですが、働いてみて、事務員さんをまとめるようになり、

その「感情」に寄り添うことが多くなりました。

自分の意見を伝えるにしろ、どうしたらこの人がやる気になってくれるだろう、

この不満をどうしたら解消できるだろう、なんて考える日がくるとは

思っていませんでした。

母からよく言われていた「大人になればわかる」というのにも

こういったことが含まれていたなんてこともわかる。

伝え方がこんなに大事になるなんて、思ってもみなかったです。

よく、伝えたい感情をどの言葉を使えばいいのかと悩んでいました。

勉強不足です(笑)

 

考え方が人それぞれ育ってきた環境、培ってきたもので

変わってきますから、他と他が寄り添いあえるのか、

そんなことまで考えだしたらキリがないですが、

そこまで考えようと思える人たちに出会えました。

 

 

この会社では「責任」というのも学びました。

自分の仕事は自分で全うする。

自分で決めた期限、言ったことは有言実行する、

そんな自分が格好いいなんて思っていたら、

顔や体調に出て心配される始末。ださい(笑)

 

 

 

長くなりましが、

仕事はお金を稼ぐ手段に過ぎない、と考える人もいますが

私にとって仕事は、自分が成長できる場だと思っています。

 

社会に貢献するとは、責任とは、人とは。

生きていく中で未熟な部分を培える場所が仕事のように今は思っています。

そこに対価として給料があるだけ。

 

好きなことを職にするのがいい、なんて言われることもありますが、

好きなことをやってるだけで成功したと思いません。

苦も味わってこそ、今がよく見えるものだと思っています。

今は人生、人としての修行だと思って社会に揉まれながら、

人間として成長できたらと思っています。

その先で自分がやりたいことができたらな、と。

 

 

 

 

株式会社 大樹

村田 弥桜菜